保護猫を迎えるには?
2026.10.16
「猫と暮らしてみたい」と思ったとき、選択肢のひとつになるのが保護猫です。外で暮らしていた子、事情があって飼い主さんと暮らせなくなった子。新しい家族を待っている猫は、たくさんいます。
ただ、はじめての方には「どこで会えるの?」「どうやって申し込むの?」と分からないことも多いですよね。このコラムでは、保護猫を迎えるまでの流れと、保護猫を支えている人たちの活動をご紹介します。
保護猫に会える場所
保護猫に会う方法は、大きく分けて3つあります。
- 譲渡会:保護団体やボランティアさんが、週末などに開く会。何匹もの猫に会えて、お世話している人から性格を聞けます。
- 保護団体のサイトの里親募集:写真やプロフィールを見て、気になる子に申し込みます。
- 保護猫カフェ:猫とゆっくり過ごしながら、相性を確かめられます。
どの方法でも、申し込みのあとに面談や自宅の確認、お試しで一緒に暮らす期間があることが多いです。「その子にとって、ずっと安心できる家か」をいっしょに確かめるための手順です。
迎える前に考えておきたいこと
猫は長く生きる動物です。一般社団法人ペットフード協会の調査では、家の中で暮らす猫の平均寿命は16歳をこえています。10年、15年先の暮らしも思い浮かべてみてください。
- 住まいで猫を飼えるか(賃貸なら契約の確認)
- 留守にする時間や、旅行のときのお世話
- ごはん・トイレ用品・動物病院などの費用
- 脱走しないための、窓や玄関の工夫
大人の猫は性格がはっきりしているので、「おっとりした子がいい」「ほかの猫と仲よくできる子がいい」といった希望を伝えやすいのもよいところです。
保護猫を支えている人たち
保護猫の活動は、保護して終わりではありません。病院に連れて行き、ごはんをあげ、性格を見ながら新しい家族を探す。その毎日を支えている団体を紹介します。

日本保護犬保護猫協会
犬猫の殺処分がなくなる日をめざして活動している保護団体です。保護したワンちゃん・ネコちゃんの新しい飼い主さん募集や、事情があって飼えなくなった子の終身お預かりを行っています。シェルターへの支援物資も受け付けているので、迎えるのはむずかしくても、できる形で応援できます。

にゃんころ隊
神奈川県横浜市と横須賀市で、お外で暮らす猫たちのために活動している保護猫グループです。保護した子猫・大人猫の里親さん探しや、横浜市保土ケ谷区での譲渡会を続けています。ご縁がつながった子たちのその後もブログで紹介されていて、保護猫が家族になっていく姿が伝わってきます。

ANIMAL AID(アニマルエイド)
埼玉県上尾市で、保護猫の譲渡活動をしている団体です。仔猫・成猫の保護猫名簿や里親さんまでの手続き、保護猫ふれあい体験の案内のほか、譲渡がむずかしい猫たちのシェルター「暁月邸」や、生活に困っている方の猫を支える「ねこ食堂」の取り組みも紹介しています。
地域で猫を支えるしくみ
自治体によっては、不妊・去勢手術の費用を助成していたり、ペットフードの寄付を集める取り組みがあったりします。住んでいる地域の情報を知っておくと、保護猫を迎えたあとにも役立ちます。

ねこおばさんの小さな冒険案内所
福岡の猫と暮らしの情報をまとめたブログです。福岡市の不妊・去勢手術の助成や、スーパーのペットフードドライブ、保護猫と就労支援を組み合わせたカフェの紹介から、猫の室温管理やマイクロチップのことまで、猫たちへの温かいまなざしで調べて、わかりやすく伝えています。
迎えたあとの毎日
保護猫の中には、けがや病気のケアを続けながら暮らす子もいます。新しい家族のもとで、少しずつ心をひらいていく姿は、保護猫と暮らす方ならではの喜びです。

ケガネコ記録
まおねこさんの猫マンガブログです。足の治療を続けるまお君と、保護猫たちとのちょっとした小競り合いを、やさしいタッチの短編マンガで描いています。まお君のけがとケアの記録も読めて、ケアが必要な子との暮らしをイメージする助けになります。
お迎えした子が、ドアのかげからこっそりこちらを見るようになったら、それは新しい家に慣れてきたサインかもしれません。そんな一枚が撮れたら、ぜひのぞきねこにも投稿してください。猫がのぞく理由は 猫はなぜドアのすき間からのぞくのか にまとめています。